【三重旅行記2】たまにウェブサイトで目にする地中海村とはどんなところなのだろう

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このサイトを見ているぐらいの人であれば「地中海村」というものを見かけたことがあるだろう。RETRIPとかそういうサイトで「まるで地中海?!日本で感じる海外スポット5選」(適当)とかで現れてくる。リアル地中海は最近のコロナ禍では行くのがちょっと大変なようなので、やむをえず三重で地中海を感じる運びとなった。

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丸山千枚田からクルマで3時間弱といったところ。今9時AMなので正午ぐらいに着くことになろう。

繰り返しで恐縮だけれど、三重県の沿岸部はリアス式海岸になっている。リアスはスペイン語Ríaの複数形で、沈水海岸と訳される。ガリシア語(スペイン語の一派)で入江を意味するríaから由来していると言われている。

つまりスペインのガリシア地方(左上の部分;ポルトガルの北)にこの地形が見られるということで、要はスペインの左上=リアス式海岸=志摩半島→地中海村みたいだ。

地中海村は三重県志摩市にある村、というかテーマパークというか宿泊施設である。志摩といえば伊勢志摩として伊勢とセットにされがちだが、前述のように志摩単独でも地中海村や賢島をはじめとする真珠の養殖、パルケエスパーニャ(志摩スペイン村)というテーマパークがある大変面白い地域だ。

僕たちはリアス式海岸を走りしばしばある漁港を見下ろしながらレンタカーを走らせる。

僕たちはカーナビを見ながらその時間をカウントダウンする。道はシンプルなのだけれど、リアス式海岸という特徴からグネグネしていて直線距離に比べて遠く感じる。そしてこういった道は運転手以外は眠たくなりやすい。

地中海村に近くなってくると「志摩地中海村↑」といった看板が見られるようになってくる。

いよいよだ。

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草木が茂る仮にも広いとはいえない道を抜けると第二駐車場が見えた。

「駐車場第二まであるんだ」

まぁ地元のスーパーにだって第二駐車場まであるのだからあってもおかしくはない。この駐車場にはあまりクルマが止まっていなかった。第一駐車場まで向かったが、そこには平日にも関わらず思ったよりも多いぐらい駐車されていた。

クルマを止めてちょっと先にあるゲートに向かう。ゲートでは恒例の検温やらをして、入場料を支払う。入場料、500円。そして入場料と同じ500円の施設内でのバウチャーをもらう。実質ゼロ円。

「え、もっとマネタイズ考えようよ」

とつい言ってしまう。

今回は神社やら滝やら展望台やら色々見てきてが、それぞれのコンテンツに対してお金を使っていない。僕たち観光客にとってはいいのだけれど、ちゃんとお金をとって持続可能な観光開発をできるようにしていった方がいいんじゃないかな、とつい思ってしまう。

ゲートを通ると、そこは地中海。

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エリアがいくつかに分かれており、コンセプトが(多少)異なる。

レストラン、雑貨、釣り、クルージングが楽しめるみたいだ。だけれどここは写真を楽しもう。

ミコノルカゾーン(メノルカ島やミコノス島からの造語)はこんな雰囲気のところだ。石畳になっているとても美しいエリアだ。

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こちらはカステリアゾーン。カステリアはマドリードがあるスペインの地域のことだ。

トレード・ラマンチャ地方の建築を参考にしているとのことだ。

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御察しの通りここにくるのはカップルとか女子旅ばかりだ。

ここのメインは宿泊施設なので宿泊者しか入ることができないところもたくさんある。

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英虞湾に臨んでおり、白い壁と青い海、晴れ渡る空がよくあっている。いい日だ。

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他のエリアでは白い壁だけではなく、他のヨーロッパ的なイメージの建物が集まるところもある。こちらはサルジニアゾーン。イタリア西側の島をイメージとしているところだ(下の写真の左側にある色のついた建物があるエリア)。

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以上のようにミコノルカゾーン、カステリア(カステーリャ)ゾーン、サルジニアゾーンがあり、他にアンダルシアゾーン、そしてアルハンブラゾーンに分かれている。アルハンブラゾーンは宿泊者用のエリアなので入られず。

各エリア、仮にも広いとはいえないため一通り写真を撮って1〜2時間と言ったところか。

桟橋を抜けたところにはレストランやプールがある。ここでお酒飲んだりしたら最高だろうな。来た方を見ると白い街並みが見える。

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こちらの建物は全て客室になっているんだとか。

スパなどもあるみたいで海外に飛び立てない時にはなかなかバカンスとして良さそうではないか。

公式Webサイトはこちら

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その反対側には、アオサを養殖しているところが見られた。

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