世界遺産、屋久島。「1ヶ月に35日間雨が降る」とも言われるこの島は雨が非常に多く、それゆえに固有の自然を有しています。
雨が降る理由として、洋上アルプスとも呼ばれるほど標高の高い山々が連なっていることもあります。この屋久島の一番標高が高い山は宮之浦岳で1,936メートルで九州で最も標高が高い山でもあります。
そんな屋久島の縄文杉へのトレッキングをご紹介します。
縄文杉へのトレッキングの概要
縄文杉へのトレッキングの場合、
ヤクスギランド→(冬季以外は荒川登山バス)→登山口→4時間ぐらい歩く→縄文杉→3時間半ぐらい歩く→登山口に戻る→(再び荒川登山バス)→ヤクスギランド
という流れです。

朝7時とかに歩き始めて11時ぐらいに縄文杉、休憩して15時とかに下山完了のイメージです。

平坦な道が長く、1時間ぐらいは坂道を歩きますが危険箇所はありません。トイレは要所要所にはありますが、登りの直前のところが最後なのでそちらで行っておいた方が良いです。

登山バスは天候が悪いと動かない場合があるので運行状況はこちらなどを参照しましょう。
レンタカーは必要?
レンタカーはマストではありませんがある方が断然好ましいです(レンタカーなしで行きました)。トレッキングコースの入り口まではマイカー規制(冬はない)のためレンタカーで行くことはできず、途中でいずれにしてもヤクスギランドで荒川登山バス乗り換える必要があります。
ヤクスギランドまでも早朝のバスがあるため、それに乗れば行くことができます。
ただしそれは縄文杉の話。屋久島自体が結構広く、温泉なども離れたところにあるため自由度を上げるためにもレンタカーをオススメします。
またガイドも基本的には不要ですが、いる場合はちゃんと解説をしてもらえたりマナー等の勉強にもなるので当然価値はあります。
宿泊は安房地区がオススメ!
宿泊は安房地区がオススメです。ちゃんと選ばないと食事をする場所が見つからない、なんてことも。
ちゃんとした宿を選べばその心配はありませんが、やっぱりちょっと外でご飯を食べたりとかもしたいものですものね。
悪いことは言いません、予約する前に宿の立地は調べておきましょう。
装備や持ち物は?
装備は登山の標準装備がオススメです。つまり、
■服装
・ポリエステル製の服上下(綿はやめましょう)
・レインウェア(登山用のやつ)
・帽子(雨を避けるため)
・登山靴(サンダルやスニーカーややめましょう)

■持ち物
・お弁当・おやつ(トラブルない場合は多分カロリーメイト二つ三つぐらい)
・水(途中で水が組めるのでペットボトル500mLぐらい)
・ザック/ザックカバー
です。あとはカメラとかお好きにお持ちください。
体力的には登山初心者ぐらいで行けますが、天気が荒れやすいので装備はちゃんとした方が良いと思います。
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イメージ湧きましたか。楽しく自然と触れ合いましょう。
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