サラリーマンが通勤にリュック形式を使用することも当たり前となっているが、その中でもノースフェイスが目立つ。確かにスタイリッシュで格好いいが、被りやすい。
ノースフェイスユーザーはアウトドア好きばかりとも限らない。アウトドア好きから言わせるとミーハーとかなんとか言われたりするが、格好いいものは格好いい。
そんなことはどうでもいいのだが、被ってしまうのは避けたい。アウトドアブランドとしてはグレゴリーもあるが、どうにも被りやすい。そんなわけで、今回は格好いいが被りにくいマムート(MAMMUT)、その中でも「セオントランスポーター26」をレビューする。
MAMMUTとは?
マムートはスイスのアウトドアギアメーカーで、2022年で創業160周年。クライミングロープから発祥している。登山ギアは機能性が高くデザインも良いが、(他社もだが)なんといっても高価。
MAMMUT 「Seon Transporter 26」 レビュー
概要と外観
まずはセオントランスポーター26の概要。その名の通り容積は26リットル。外からアクセスできるポケットは4つあり、そのうち2つがメインコンパートメントとなっている。
正面はこんな感じ。ポケットが一つ。
背面。メッシュがあり、背中に負荷がかかりにくくなっている。。
側面。
チェスト・ウエストストラップはない。
上面。写真では二つしか見えないが、上面からのみアクセスできるポケットが一つあり、三つのファスナーが来ることになる。
サイズ感はこんな感じだ。ある程度ものが入った状態で実測として長辺470mm×短辺280mm×マチ140mm。計算上19リットルぐらいだが、マチは使いようなのでもっと入るということなのだろう。
各コンパートメントの内観
「仕事帰りにジム(クライミング)へ行く人」に向けて設計されるというユニークなもので、メインの2つのコンパートメントが「WORK」「CLIMB」に分かれている。
ということでメインコンパートメントである「WORK」。
WORKコンパートメントは背中に接する側。
左側は13インチのパソコンが入る大きめのポケット、タブレットが入るようなやや小さいポケット。クッション材があり、衝撃が行かないようになっている。
右側はメッシュポケットが二つとペンホルダーが二つ。
WORK側はしっかりした作りのコンパートメントであり、書類等もこちらに入れて使う。こちらのコンパートメントは背負った状態では上からはアクセスできない。
続いてCLIMBコンパートメント。
こっちは緑色。左側が外側。メッシュポケットが一つ。右下のパートが靴を入れるところ。
27cmのスニーカー程度まで入るんだとか。ユニーク。
外に通気されるような孔がある。
以上のCLIMBコンパートメントは背負った状態でアクセスできる。
続いてサブコンパートメント二つ。
まずは正面。
正面にもインナーポケットがある。使いこなせない・・・
最後にもう上部のサブコンパートメント。
こちらもメッシュポケットとその中にキーホルダー、反対側に二つのポケット。
サイズ感はこんな感じ。500mLのペットボトルを入れられなくはないが苦しいぐらいの大きさ。背負った状態でリュックを前に持ってきてアクセスできるので非常に使いやすい。
惜しい!これがないぞ・・・
非常に良いビジネスリュック、いや、ビジネスにも使用できる作りも良いリュックなのだが、お気づきのように側面にペットボトルを入れられるようなポケットがない。
デザイン重視といったところなのだろう。なお、中は十分に広いためペットボトル何本も入ることは間違いない。
総合的に見て
総合的に見て、これは「買い」である。
価格も20,000円程度と通勤用途としては安い方で、マムートのアウトドアギアや他のメーカー品と比べても良心的。作りも丈夫で非常に良い。
本モデルは古くなっており新しいモデルである「セオントランスポーター25」に置き換わりつつあるようだが、総合的に見て古いモデルの「セオントランスポーター26」の方が機能的でビジュアルも良いため手に入るのであればこちらをおすすめする。色はブラック、ネイビー、ベージュの3色。
25Lはこちら。
こちらとの併用も良い。
検討してみてはいかがだろうか。
コメント