ラッキーなことにお米に困ることはほとんどないけれど、白飯を準備するのはなんとなく面倒臭い。
きっと炊飯器にお米をセットする時点ではお腹が空いていないからであると推測できる。だがセットしなければ後悔することはわかっている。
でもやっぱりお米を炊くのは面倒臭い。そうだ、パエリアならば朝一で仕事終わりのためにお米を炊かなくていいぞ。フライパンでできるし。
そうだ、パエリアを作ってみよう!所要時間は30分。
まずは調味料を確認!
まずは調味料!こんな感じでどうだ。
見ればわかるが、左からピュアオリーブオイル(エキストラバージンでも可)、唐辛子(鷹の爪)、トマト缶、コンソメ、パセリ、オレガノ、ブラックペッパー、ニンニク、レモン汁。お金持ちの人はサフランを入れてみたりすると良い。
コンソメ。これを入れれば美味しくなる。パッケージ書かれる分類は「洋風だし」。
パセリとオレガノはトマトとの相性がいいと思っているので積極的に使っている。
鷹の爪と唐辛子の違いってなんだ・・・?ここが参考になりそうだ。つまり、トウガラシ属の中の一つの品種とのことだ。
※どうしてもコンソメを使いたくないっていう人は白ワインを適量用いると良いです。その場合、旨味と塩味が確実になくなるので魚介類をたくさん使い、塩も入れてみてください。
今回の具材
米があればマジなんでもいい。好きなものを入れてください。
今回は彩のためにブロッコリー、黄パプリカ、味のアクセントにブナシメジ、半額だったサワラ。あとタマネギがあったから入れた。
ちなみにまとめて作り余った分を凍らせることを前提としてお米3合分。洗わないのがスペイン流らしい。旨味を吸うんだとか。自分は衛生面を考えて洗う。水はお米3合で500mLぐらい使う。洗う場合は水を切っておくと良い。面倒な人は必ずしも必要ない。
お米半分に対してトマト缶は半分ぐらい。
「パエリアには貝にエビにイカでしょ!!」という方はそれらを入れれば魚介類の出汁が効き美味しくできる。
「あら、ベーコンにソーセージが余っているわ」っていうかたはそれらを適当に切って入れれば良い。
つまり、なんでもいい。だがせっかくなので何かタンパク源があると良い。
ここで用いる緑色の野菜であるが、トマト缶の酸性のpHの影響で調理後はどうせ色が悪くなる。
好きなように切ってください。
ブロッコリーとパエリア、キノコは半分ぐらいにしておいた。好きな量使ってください。
調理開始
まずニンニクを使用するもので味を浸透させたいものは最初に油で弱火でこんがりするまで炒めるのがコツ。
ニンニクは細かく切れば切るほどニンニクの香りがするようになる。油でその香りを閉じ込める。脂溶性。多分タマネギも似たようなもの。
続いて鷹の爪。
こいつも辛味が脂溶性なので弱火で油に溶け出させる。すぐ焦げやがるのでお時間が許す方は火を止めるのもあり。
続いてこんがりすると美味しそうなものを炒める。今回はブナシメジ。
そして米を炒める。
お米が透明になるぐらいまで。この量炒めようと思ったら5分以上かかるかも。までお米のデンプンは糖に分解されていないのでそう簡単には焦げないので他ごとをしていても大丈夫。さっきの具材だけ焦げないよう。
コンソメとトマト缶を入れる。だいたいトマト缶は半分ぐらいを使用。コショウも入れておく。コンソメが溶けにくいのはご存知だと思うので積極的にバラそう。ちょっと写真がひどいので割愛。
そしてコンソメが分散・溶解するようにお祈りしながら水を入れる。
下の写真は悪い例。先に水を入れてコンソメをほぐし、トマトを全体に行き渡らせると良い。
上の写真は悪い例ね。
下みたいに、ちゃんとお米とトマトなどを混ぜてから野菜とか並べると良い。どうせ蒸すのだから熱の伝導効率はどこにあっても大きくは変わらないだろう。ならばビジュアルがいい方が良い。
なんか大胆。真ん中のはサワラね。貝とかエビのがいいならそうしてね。
蓋をして15分、蒸し焼きにする。蓋はアルミ。
なんの写真かわからない。
15分後、火を消して5分蒸らす。
カットとか入れてここまでで25分。難しい?
できた。
はい、できた。サワラはほぐした。
ちゃんとおこげもできている。できていなかったら強火で適当に加熱してください。適当に混ぜる時にオレガノとコショウでアクセントを。
はい、あとはレモン汁を好きなだけかけて、どうぞ召し上がれ。
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