喜望峰。英語名”Cape of Good Hope”、中国名「好望角」。
アフリカ大陸の最南端(と思われがち)で「大西洋」と「インド洋」を分ける(と思われがち)なロマンに溢れた岬。この岬は荒れることが有名でしたが、バスコ=ダ=ガマさんが1497年に突破に成功。西インド航路が切り開かれます。
こんな素敵なところの魅力と行き方をご案内します。
喜望峰とは?
喜望峰の場所
前述のように喜望峰はアフリカ大陸の最西南端の岬です。
最南端はアガラス岬です。喜望峰ではなくアグラス岬によって海は「大西洋」と「インド洋」と名前を変えます。
地図でいうとこの辺りになります。
ケープタウンから自動車で1時間程度で行くことができます。
喜望峰の名前の由来
喜望峰。この名前はなんなんだ。
英語名は”Cape of Good Hope”、中国名「好望角」。
直訳すると「希望岬」になります。
そもそも「峰」は「山の頂」などの意味ですので、この場合「峰」は例外的な使い方です。このような飛び出た地形は「岬」と呼ばれるのが一般的。
こちらが参考になります。
「喜望」は理由は明らかになっていません。誤植から一般名に広がっていたと言われています。こんな素敵な誤植したやつは誰だ。調べてもわかりませんでした。
喜望峰の歴史
喜望峰は地理的に非常に重要。
喜望峰、大航海時代のバスコ=ダ=ガマさんが最初に突破してインドへの航路を築き上げました。
西からの水分をたっぷり含んだ温かい偏西風がテーブルマウンテンにぶつかります。それが喜望峰の嵐の原因となり、大航海時代にはこの岬を超えることがとても大変でした。そのため、希望を持って”Cape of Good Hope”となったという。
ちなみに朝夜はそれが大気に冷やされて霧になる。
喜望峰の歩き方
岬へ!
喜望峰はちょっとした高台から眺めることができます。そのためには軽ーいトレッキングのような道を歩かないといけないのでビーチサンダルだとちょっとつま先とか怖いかもしれないです。危険はないです。
この看板があるところを軽く登っていくと岬を眺めることができます。
灯台がある方がケープポイントではない
喜望峰の区画内に灯台があります。
そこにはお土産物屋さんなどがあり、観光バスも来ます。
ですがそっちが最西南端の部分ではない。上に写真を載せた緯度経度が書かれた看板あるところがいわゆる「ケープポイント」。
灯台の方はケープポイントを上から眺めることができ美しい景色です。私の訪れたタイミングでは雲と海の調和が素晴らしく美しかった。
喜望峰への行き方
喜望峰はレンタカーかツアーバスで行くのが一般的。
レンタカーだとケープタウンから1時間ぐらいで、危険な道はありません。日本と同じ右ハンドルなので運転もしやすいです。
朝にここに行くことでペンギンを見て、お昼を食べて、午後からテーブルマウンテンに行ってなどが可能になるのでレンタカーがオススメ。
ツアーの場合、現地でも日帰りまたは半日ツアーなどに申し込むことができます。
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こんなロマンに溢れた喜望峰。
ぜひ行ってみてください。テーブルマウンテンについてはこちら。
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