健康とチョコレート。チョコレートのその効能がうたわれるようになってから久しいです。
健康を意識してチョコレートを食べる場合、習慣として食べることが大切です。理由はチョコレートのポリフェノールは体内に蓄積させることができないため。
そんな美味しくて健康で甘美なチョコレート、習慣化させるにはどうするか、オススメのチョコレートを紹介しながら自分自身を例に書いてみます。
カカオ高含有チョコレートを食べる習慣の付け方
カカオ高含有チョコレート(ここでは70%以上とします)が苦手という人も結構いるようです。このカカオ高含有チョコレートを食べる習慣としていくにはどうすればいいのでしょうか。
私の場合、意識しなかったのですがこのような形で知らないうちに習慣づいてしまいました。
(1)チョコレートのお供となるお気に入りの飲み物を見つける
まずはチョコレートのお供となる飲み物を見つけましょう。当然、甘くないもの。なんだっていいです。
ストレートの紅茶、ブラックコーヒー、シュガーレスのカフェオレ、緑茶、ルイボスティー。
甘いミルクチョコレートと共に、甘くない飲み物をどうぞ。
(2)ビターチョコレートに慣れる
いわゆる茶色いパッケージのミルクチョコレートをやめ、黒いパッケージのビターチョコレートに慣れましょう。
ビターチョコレートの定義として乳製品が入らずカカオマスが40〜60%のものと定義されています。なのでビターチョコレートもそれなりにカカオポリフェノールが多いです。
ビターチョコレートも結構甘く、チョコレートの口腔内でとろける感じから飲み物も欲しくなります。
(3)もう少しカカオ高含有のチョコレートへ:「森永カレ・ド・ショコラ ベネズエラビター」
続いて森永のカレドショコラの青いパッケージのやつ(ベネズエラビター)になれましょう。これのカカオは55%。カカオポリフェノール84mg/枚(チョコレートは4.9g/枚)。
これは後味がすっきりしていて最高のチョコレートとも言えるため、もうここで満足してもいいです。もはやあなたは健康です。
(4)好みが分かれてくるカカオ70%以上のチョコレート:「明治チョコレート効果カカオ72%」「カレ・ド・ショコラ カカオ70%」
そしてここがゴールと言ってもいいでしょう、カカオ70%のチョコレートへ。明治チョコレート効果カカオ72%が定番です。チョコレート効果カカオ72%はカカオポリフェノールが127mg/枚(5.0g/枚)でカレ・ド・ショコラカカオ70%は110mg/枚(チョコレート4.8g/枚)。
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カカオポリフェノールの量にそこまでこだわる必要はないと思いますので、重要なのは続けられること。この明治と森永のものでも全然味が違いますので、好みで続けるのが良いかと思います。なお、森永のカレ・ド・ショコラの方が価格は高いです。
他にもカカオ高含有のものはたくさん市場に出回っていますので、お好みのものを見つけましょう。
ちなみにチョコレート効果は1kgのものが出回っています。
そもそもチョコレートって身体にいいの?
答えは、「程度の問題」につきます。
チョコレートは油分・糖分が多くカロリーが高い特徴があります。カロリーが高いということはその分動かなければ当然体内に蓄積されることもあります。
当然ながらこの傾向はいわゆる「ミルクチョコレート」を初めとした甘いチョコレートに多くなります。乳成分や糖類を添加することにより味を整えるため、その分カカオ由来の成分が減る。つまりカカオのもつ健康に良いとされる「カカオポリフェノール」の割合が減るということ。
なので、健康を意識する場合はカカオ高含有のものが好ましいです。
なお明治の研究によるとカカオ高含有チョコレートは低GI食品で血糖の上昇を緩やかにし、太りにくくするという効果もあると報告しています。ただこの報告ではコントロール(比較対象とするデータの試験区)がブドウ糖であり、ビターチョコレートやミルクチョコレートではないというごまかしをしていますので鵜呑みにするのは考えものです。
そんな細かいこと気にするより、美味しく食べて健康になりましょう。やっぱり一番のお気に入りはカレ・ド・ショコラベネズエラビター。
日本チョコレート・ココア協会のウェブサイトはこちら。
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