【隠岐 島後】輝くローソク島とコテージ泊。隠岐島後の楽しみ方!

DSC9980 scaled - 【隠岐 島後】輝くローソク島とコテージ泊。隠岐島後の楽しみ方! 旅行記

東京から隠岐は遠い。伊丹を経由して飛ぶこともできるが割高である。バックパッカー気質の我々は当然のように船を選ぶ。船の場合、隠岐は島根の七類港か鳥取の境港から行くことになる。

そんな感じなので、我々は朝7時台羽田発出雲行きに乗ったが隠岐の島後(隠岐ノ島町)に着いたのは13時を回っていた。

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私の愉快な仲間たちは松江に前泊しており、自動車を借りて前のフェリーで島後についていた。彼らは昼食を当然ながら食べていたが、後から合流した私たちは昼食を食べるタイミングを逸していた。というのも境港で「お弁当でも買って高速船で食べよう」なんて優雅なことを考えていたが、境港について乗船券の引き換えをしているとコンビニエンスストアにいく時間もなくなってしまっていた。

そもそもターミナルに何かしら昼食になるものがあるだろうと勝手に期待していたのだが、実際にはお菓子等のお土産を売っている売店と寿司屋ぐらい。生涯ないため我々の昼食は売店で買ったチップスターになってしまっていた。

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島後の客船ターミナルはとても綺麗で、ワーケーションとかできたら最高な雰囲気だ。外に出ると渋めの看板が。

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島後で合流してクルマに乗り込むと「晩ご飯何作ろう」という話になる。一週間前に青森のコテージで鍋を作っていたため鍋はパスした。代替案としてすき焼きを提案したらすんなり通ったため、隠岐牛ですき焼きだ、という流れになった。お酒に詳しいやつもいるし、完璧だ。

隠岐の島町は神社や杉があるが、ローソク島が有名だ。10月の最終日である今日は、ローソク島のための遊覧船が出る最後の日のようだ。日の入りもそれなりに早い。というか日の入りの時に遊覧船に乗っているようでは遅い。

島についた頃にローソク島遊覧船を取りまとめる観光協会から連絡が来る予定となっていたが、14時を超えてもこない。こちらから電話をかけると「15時50分に集合」とのことである。16時半とかだろうと思っていたが、ずいぶん早い、が仕方ない。

とりあえず車に乗り込んで島を北上する。途中、浄土ヶ浦や白島展望台、神社に寄った。

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浄土ヶ浦
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白島展望台
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オンタイムぐらいでローソク島の集合場所についた。

そこには漁船のような小さな船が5台程度並んでいる。すべてローソク島への遊覧船のようだ。

我々は「ムラカミさん」なるキャプテンの船に乗り込む。

ムラカミさんは「このローソク島遊覧船のビジネスを始めて35年。私が始めた」とのことである。

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「今日の遊覧は1時間10分から15分」「冬は日本海が荒れるため遊覧船には向かない」ということであった。

その言葉の通り、10月の終わりも波が高く、遊覧船はなかなか揺れる。座っていてお尻が浮くことはないが、立ち上がると身を崩しそうになる。

ムラカミさんの解説は続く。「右手に見える地層みたいになっているでしょ、あれが***年前で・・・」と解説が続く。

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20分ぐらい船に乗るとローソク島にたどり着く。

「ローソク島の下の方は浸食されているが、あと100年は持つ」とムラカミ先生が解説する。根拠を聞きたいものだが、35年のプロに素人が質問をするのは無礼だろう。

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まだこの時点では日が高いようにも感じたが、案外そうでもなく、船が距離感をコントロールしてファインダーにローソク島と太陽が丁度よく入る瞬間がある。さすが35年のプロ。

我々は

「あと1センチ!」とか叫びながらファインダーを覗き続ける。サングラスを持っていなかったためファインダーを覗いていないと眩しくてままならない。

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ローソク島と私たちの船の間に他の船が入っていたりしてそれが邪魔になったりする。まぁ仕方ない。

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一度ムラカミ号はローソク島を離れ、「大砲岩」なるところに向かう。この隠岐という島はハート岩やらトカゲ岩やらローソク岩やらがやたら多い。確かに大砲の形をしているようにも見えた。その先には艦隊岩なるものがある。こちらは釈然としないが、私の想像力不足を露呈することになってしまうため「艦隊に見える」ことにした。

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そんな奇岩を巡ったのち、ムラカミ号は再びローソク島に戻っていく。

先ほどより長い尺を割いてローソク島に灯るように船はコントロールされる。我々もファインダー越しに灯が灯るように角度をコントロールする。

最後のチャンスとばかりに立ち上がったり船の後ろの方にヨタヨタと行ったりしながらできることをする。波が荒いため長く立っていることは難しい。

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「いやー見られて良かったね」そんな当たり前のことを言いながら船は陸に戻っていった。

ムラカミキャプテンは「丁度1時間だった」と仰せになっていた。最初に「1時間ぐらい」とか言っておけばいいのに。

* * *

隠岐の島町のハイライトであるローソク島を終えるとすぐ近くのホテル(ただし泊まるのはコテージ)に向かう。フロントで受付をして地域限定クーポンをもらい、調べておいたスーパーに向かう。隠岐の島町は人口が2万人近くもおり、離島らしからぬ大きさのスーパーがある。

30分ぐらいかけてスーパーに向かい、私たちは隠岐牛や野菜のほか、刺身、追加の酒を買い込んで、コテージに向かった。

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