働き始めて久しぶりに感激した話

IMG 6123 - 働き始めて久しぶりに感激した話 働くということ

結局、行こうか悩んで行けなかった青年海外協力隊に未練を残し、再度受験を試みるもCOVID-19氏によって選考自体が中止になってしまった中、6月にグループ会社間での人材交流に駆り出されて多忙な企業に出向することとなった。

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これまで食品メーカーで研究開発を行なっており、出向後も開発ということで業務の質的には変わらないかと思っていたが、以前はB to Bで取り組む内容も長期的で技術開発な仕事が多く、社風的にも落ち着いていた。しかし6月以降の会社ではB to Cの短期的な製品開発が主務で他のことは取り組む余裕がない。こんなことは言いたくはないのだが、忙しい。

当初C-19のせいで不慣れな私は工場にいかせてもうことができず、一人でも出張者を減らすためにラインテストに立ち会うことができなった。

ところが10月ごろ、コロナが下火になったかと思われた上、チームの再編があって工場に行くことが許可され、その後一人でも出張する機会が増えてしまった。そして製品化のために別件ではあるもののラインテストのために長野へ10月に3回ほど行った。

仕事は忙しくなる一方で、平日は6時起きで1時間強かけて出勤、8時半始業で21時ぐらいまで仕事をし、帰ったら22時過ぎという生活。出張で長野に行った夜はホテルで時間を少しは取ることができるものの、出張時以外の平日は息つく間がなかった(だから早く前の会社に帰りたい)。

11月半ば、一つの製品がいよいよ初回製造となった。そのために初めて作るような書類、慣れない会社の御作法に沿った書類回覧をやっていきようやく。

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金曜日の移動で前泊し、土曜日に初回製造に立ち合いに行った。土曜日に仕事の時点でつらい。こんないい季節なのに。

そんなことを言っても仕方がない。

工場に着き、現場に入ると、自分が携わってきた製品が容器に充填され、初めて包装される包材に包まれていた。

この日見たロットの製品が全国で売られる。

まだ売られていないけれど、うるっときた。

※チョコレートは関係ありません。

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