マレーシアの首都、クアラルンプール。
シンガポールと争うぐらいの巨大都市です。クアラルンプールタワーやペトロナスツインタワーといったビル的なものは有名ですが、ピンクモスクやブルーモスクは結構頑張らなきゃだし、いってもバドゥーケーブ(ヒンドゥー教の洞窟)ぐらいと案外有名観光スポットが街中になかったりします。
そんなクアラルンプールですが、カメラ片手に街ブラでも楽しいスポットをご紹介します。
マレーシアってどんなところ?
まずはその概要から。
普通のことは他の旅行サイトに任せる。もっと文化的なところにも目を向けよう。
まず抑えなくてはいけないところはマレーシアなのでその他、華僑・華人やインド人が多く非常にモザイクな国家であること。イスラム教が国教であるということ。とはいえいろんな国の人が多いためそこまで厳しくないこと。
ざっくりを歴史を見るとベース的には中国・インドといったアジア的だったけれど、その後シルクロードの海側的な意味でアラブ系の中継地となって、そのあと大航海時代とかでヨーロッパ的な文化が入って、WW2で日本が来て、そのあとようやく解放されてって感じです。
こんなところに文化の魅力のベースがあります。
っていうかなんでイスラム教?
前述のようにインドネシアのような島嶼部とマレー半島、つまりマラッカ海峡あたりがイスラム圏と中国の貿易の中継地点となったためです。15世紀のマラッカ王国はイスラム系の国です。
しかしながらこの辺はイスラムの大元である中東エリアとは風土的にも文化的にも違う。イスラムは牧畜ベースの宗教であるけれど、この辺は農耕民族。
そのためちょっと質的に中東のイスラムとは違う印象です。そういう着眼点でマレーシアに行って見るのも面白いかも。
ちなみに交通の要衝のマラッカはポルトガル、オランダ、イギリスの順に占領されています。
さて、半日しかクアラルンプールには時間がないが、どこ行こう。
昼過ぎから余裕があるのならばブルーモスクかピンクモスクに行くことができるはず。
でも移動時間でかなり取られてしまって勿体無い。バックパッカーとかお金を使いたくない場合はクアラルンプール中心街のパサール・スニ駅(Stesen Pasar Seni)あたりはいかがでしょうか。
クアラルンプールセントラル駅の二つ隣なのでアクセスも良好。
見どころ・モデルコースはこんなところです。
駅→スリマハマリアマン寺院(ヒンドゥー寺院)→仙師四師宮→セントラルマーケット→マジメッドジャメを見ながら川沿いを歩く→マジメドインディア→マジメッドジャメ→ムルデカ広場→夜にはスリマハマリアマン寺院近くのチャイナタウンで晩御飯
この丸をつけたところをカメラ片手で歩くと良いです。
有名な自然派化粧品屋さんとかも入ってますよ。セントラルマーケットの中はレストランやフードコート、お土産物やさんもあります。
インド人街があり、それもちょっと面白いですね。不思議な感じがします。マレーシアのモザイクっぷりを感じます。イスラム教だけでなくヒンドゥー教も関わってくるのもわかります。
川沿いからは有名なタワーとかも見えます。綺麗だった。
夜はチャイナタウンがおすすめです。だって基本イスラム教だからビールとか飲めないしね。
ちなみに自分は全く事前に調査をせずに行ったので上の写真スポット以外は行っていません!悔しい。バドゥーケーブに行くつもりでしたが、夕方は電車が1時間に一本とかなので諦めました。注意してね。
クアラルンプール空港から中心部へ
クアラルンプール空港KLIA・KLIA2からはバスまたは電車で中心部にアクセスができます。
電車だと超早くて30分ぐらいで移動できます。55リンギッド。電車はこちらから。
バスだと12リンギッドで1時間ぐらい。スカイバスとエアロバス。二つの会社があるみたい。
私の場合、翌早朝7時ぐらいのANAで成田に戻る予定でした。その場合、セントラルから空港まで始発の電車で行くと搭乗の1時間半ぐらい前につくので間に合います。定時率も非常に高いようなので安心して良いだろう。バスの場合は深夜のやつに乗ったりすれば普通にいけると思います。
自分は前者を採用しました。
クアラルンプールの宿
バックパッカーさんにはPOD’sバックパッカーズがおすすめです。
クアラルンプールセントラル駅の目の前でレストランも多く、カフェも入っています。談話室も綺麗。そして安い。6USD。20リンギットデポジットが必要。
さて、クアラルンプールに行ってみよう。
正直、ラオスのおまけの消化試合的なつもりでしたが、結構みるところが多くて半日では満足できませんでした。ぜひもう一度行きたいものです。
おまけ
シンガポールからクアラルンプールとかのバスはこちらから。
ちなみにペトロナスツインタワーは日本企業と韓国企業が一緒に作ったらしいっすよ。韓国が作った側がちょっと傾いてるらしいっすね。
ここの展望台の予約はこちらから。
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