北海道の利尻島は稚内からフェリー、または新千歳空港から飛行機で行くことができる離島。中央には利尻富士とも呼ばれる百名山利尻岳がそびえ立ち、その麓にはキャンプ場や温泉、周囲には当然海。つまり、ウニや昆布などの海の幸。
そんな北海道 利尻島をご紹介します。
利尻島ってどこにある?位置とアクセス
利尻島は前述の通り稚内の先にある島です。
アクセスは稚内・礼文島から船、新千歳空港および札幌丘珠空港から飛行機でアクセスすることができます。
船の運行はハートランドフェリー、新千歳空港からはANA、札幌丘珠空港からはJACが飛んでいます。
島の中ではレンタカーを借りましょう。
利尻島の楽しみ方!
①登山を楽しむ!
利尻島の中央、利尻岳は最北の百名山。北麓野営場から歩き始めるのが一般的なルートです。このルートではコースタイムが11時間程度で朝4時〜5時ぐらいから歩き始めるのが一般的です。
途中トイレはありませんが、トイレブースがあり、そこで携帯トイレを使用することになります。
この登山中に見える鴛泊(おしどまり)港、海、街がとても美しい。礼文島、稚内まで見ることができます。登山ルートは長いですが岩場などの危険箇所はありません。眺めが見られる六合目までは3時間程度で登ることができるので、登頂するのが面倒臭くても六合目「展望台」まで歩いてみるのもいいかもしれません。
②ドライブ!
ドライブするのも最高。海の周りをドライブしながら、途中で降りて海岸に行ってみたり、北海道のお土産の定番「白い恋人」の里に行ってみたりとそれだけでも楽しい。
夕日スポットである「ペシ岬」や「沓形(くつがた)岬」から夕日を眺めたりも素敵。ペシ岬はフェリーターミナルの真横にあり、レンタカーがなくてもお手軽に行くことができます。10分かからず登れるぐらいですが、やや歩きにくいのでそれだけは気をつけて。
島には利尻岳十六景のスタンプラリーがあり、それを探してみるのもいいかもしれません。ちなみに島は坂道が多く、また一周するのに自動車で1時間程度かかるぐらいの規模なので自転車の効果は限定的です。
③温泉でくつろぐ
利尻島には温泉が2つあります。
一つは鴛泊港から北麓キャンプ場に行く途中、もう一つは沓形。前者は露天風呂が広く、利尻岳に望むことができる素晴らしい温泉。沓形の温泉(利尻ふれあい温泉)はホテル利尻に併設されており、そこは夕日を見ることができます。
両方行ってみるのもありです。
④食べる!
利尻島の有名な食べ物といえば・・・ウニ、帆立、昆布!
そう、海の幸が見逃せません。フェリーターミナル目の前にある「さとう食堂」の海藻ラーメン、「磯焼亭」のウニ帆立丼を食べてみたりとか。
営業時間が19時までだったりと短いため注意してください。また夕方ぐらいでラーメンが提供できなくなったり、当然旬を外したものは食べられないので季節に合わせた食事をしましょう。
⑤キャンプ場に泊まる
登山の出発点となる北麓野営場はケビン(布団があるだけのコテージ。調理器具はなし。定員4人)で一泊あたり一棟約5,000円(テントは1張約500円)と非常にお手頃。ケビンは一棟あたりなので4人で宿泊すれば1,250円程度で済んでしまいます。
あまり騒ぐことはできませんが、お外で食事とお風呂を済ませて常識の範囲内で騒ぎ、星を見るなんていいですね。ちなみにもう一つキャンプ場もあります。
なお、北麓野営場のケビンは5棟しかないため予約が必須です。イワタニプリムスの登山用のガス缶は使いかけをもらうことができます。
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利尻島は魅力が溢れる島です。
初夏がハイシーズンのようですので、しっかりと準備をして、計画的に訪れてみましょう。
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