自分も他人も知っている自分。
自分は知らないけど他人が知っている自分。
他人は知らないけど自分が知っている自分。
自分も他人も知らない自分。
これらを分類して自己分析するフレームワークを「ジョハリの窓」と呼びます。自分も他人も知らない自分を見つけて能力開発につなげましょう、という話です。
ジョハリの窓とは。
なんと、ジョハリさんが開発したツールではなく、ジョセフ・ルフト(Joseph Luft)さんとハリントン・インガム(Harrington Ingham)さんが開発したものです。
前述のように
(1)開放された窓:自分も他人も知っている自分。
(2)盲点の窓:自分は知らないけど他人が知っている自分。
(3)隠された窓:他人は知らないけど自分が知っている自分。
(4)未知の窓:自分も他人も知らない自分。
と別れるという考え方。これを埋めていくことが能力開発につながるというフレームワークです。
(1)開放された窓
自分も相手も知っている、つまりここがコミュニケーションの中心となります。相手も自分のことを推測してくれて、それが当たる。つまりコンセンサスが得やすく会話としても弾む自分。
ここを広くすること、つまり自己開示が進んでいるということで成長しやすい。
どう広げる?
(2)盲点の窓
自分は知らないけどみんな気がついている。たまにめっちゃ大きい人もいます。この窓は他の人からのヒヤリングで知ることができる、というか自分では気づかないので気づかせてもらうしかない。
自分の盲点。
指摘された時に受け入れる、素直さが大事。
(3)隠された窓
自分は知っているけど隠している。結構あるのでは?
私は多分これがめっちゃ大きい。私はこれ(旅は小粒でほんのり甘い)を書いていることを知っている人と、会社員の自分と、その他の活動のコミュニティを別にしてしまっている。Facebookか何かで統合したいのだけど、勇気がない。
過去を知るのは現在を知る手がかりなので過去を話すことは大切。でも、あくまで重要なのは現在。現在の自分が何を考えて何をやっているかを開放する。
それには勇気がいる。これを話すことが成長の鍵。
(4)未知の窓
自分も他人も知らない。可能性があるということ。
能力開発の世界ではここをどう大きくしていくかが重要となります。自分の成長もここに求めれば新たな発見などがあると思います。
ジョハリの窓を活用した成長の方法
さて、ジョハリの窓を活用した成長の方法には未知の窓を小さくすることが必要。つまり、開放された窓を大きくしてやる。
どう大きくしていくか。
こうしていく。素直さと勇気。
つまり、こうなる。
つまり、素直さで周りの評価を受け入れ、勇気を持って情報開示をすることで未知の窓は小さくなる、つまり能力開発に繋がる、という考え方です。
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自分も非常に苦手ですが、自分を開いていってみようと思っています。新しく会った人とかになら話せますが、以前からの知り合いだと話しにくい。
次なる自分のために頑張るぞーーーーー
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