“Connecting the Dots.”
2005年にスティーブ・ジョブス氏がスタンフォード大学の卒業生に送ったスピーチの名言。
ジョブス氏曰く”You’ve got to find what you love. “「やりたいことを見つける必要がある。」
あなたのやりたいことはなんだろうか。
これは人によっては非常に難しい質問だ。
私にとっても難しい。
やりたいことがないということは、それはやったことがないことの中にやりたいことがあるということだ。
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人は流動的な生き物だ。その時によってやりたいことは変わるし、やってみたら違うことだって当然ある。
いろんな経験をすると価値観も変わっていく。
見えないものが見えるようになる。
色々試したり勉強するとやれないことがやれるようになる。知らないことを知るようになる。
その一方、何かをやっているうちにそれがやりたいことになるパターンもある。
Connecting the Dots.
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「5年後のありたい姿を描き、3年後にあるべき姿を考えて行動せよ」。
ビジネスライクで言っていることはおそらく正しい。
ただし、この言葉の前提にあるものは「普遍的な信念があること」であり、流動的な者は非常に難しい。普遍的な価値が崩れた時に「5年後のありたい姿」は変わり、「3年後にあるべき姿」も意味をなさなくなる。
Dots make Lines.
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無理やり決めることに意味はあるのか。
「決める」ということは他の何かを「捨てる」ということ。
Connecting the Dots.
カリグラフィのデザインがMacに結びついていったことが素晴らしい事例だ。好きなことをやるとはそういうことだ。それがビジネスになるなんて最高だ。
自分の好きなことは何なのか。それを書き出していく。自己分析だ。きっとそれがやりたいことにつながる。それを結びつける。
ジョブス氏曰く”You’ve got to find what you love. “「やりたいことを見つける必要がある。」
The Lines compose the Surface.
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私は旅が好きだ。歴史が好きだ。地理が好きだ。交通が好きだ。音楽が好きだ。一部の絵画が好きだ。カバンが好きだ。本が好きだ。写真・カメラが好きだ。パソコンが好きだ。出かけるのが好きだ。お酒が好きだ。チョコレートが好きだ。コーヒーが好きだ。緑茶が好きだ。登山が好きだ。見栄を張るのが好きだ。生物学が好きだ(った)。
私に何ができよう。
5年後にどうあろう。3年後に何していよう。今何をすべきか。
The Surface become the Space.
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私は旅コツ(このサイト)を書く。写真を掲載する。調べて書く。私は英語ボランティアをやる。地理・歴史などの勉強をする。科学の勉強をする。友人にLINEをする。ジョギングをする。チョコレートを食べる。微生物を培養する。喜ばれない資料を作る。
これらの点を結びつける。それを必死に考える。きっとそこに自分がある。
これらをつないで、それを生きがい、願わくば生業にしていきたい。
The Space create the Space-time.
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