東京都には村があります。
奥多摩の方とか、島とか。山も海も素敵っすね。
そんなことはどうでもいいんですが、今回初めて東京都の島嶼部、式根島に行ってみました。
式根島ってどこ?
式根島は東京都の伊豆諸島、伊豆七島の中にあります(ただし七島の中で名前は出てきません・・・)。
伊豆七島は伊豆大島、利島、新島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島の七つ。この他にも青ヶ島とかこの式根島にも人が住んでいます。
この「伊豆七島」って名称は如何なものか、って青ヶ島さんはよく仰っているようです。
そんな式根島、人口は550人ぐらいで外周はおよそ12km。自動車すら必ずしも必要ない。
自治体としてはお隣の比較的大きな島である新島を母体とした新島村に含まれます。東京都。
式根島の魅力!
まずは温泉。自然たっぷりの温泉!
式根島は温泉が非常に魅力的です。
地鉈温泉、足付温泉などなど。これらは潮の満ち引きで入れるタイミングがあるという非常にレアな温泉。つまり温泉として入るためには海の間近にあって海水と湧いた熱水がちょうど良い温度である必要があり、また干満のタイミングがあう必要がある。
うん、難しい。けど楽しい。
松が下雅湯っていう整備された温泉もあります。ここは非常に快適だった。干満に関係なくのんびり浸かることができます。
これらは全て水着着用。
有料の温泉もあるらしい。
整備されてる方の温泉。
整備されてない方の温泉。岩の間に暖かいところがあったりするが全てが暖かいわけではない。潮の干満で入れる瞬間は限られるため宿で情報を収集してから決まった時間を狙っていくのが良い。
スキューバダイビング!
式根島はスキューバダイビングが有名な島の一つ。体験ダイビングをやれるところも多くあり、私も初めて潜ったのがこの島である。
丁寧に潜り方を教えてくれるため初めての方もここで挑戦するのもありだろう。
釣り!
伊豆諸島では、この式根島に限らず釣り付きに人気。釣り道具を持ってきている人も大勢いました。ただし漁業権の問題で一部の魚介類はとってはいけない模様。普通にしていれば大丈夫だと思いますけれども。
詳細な式根島の観光はこちらをご参照ください。
式根島へのアクセス
式根島は東京の竹芝桟橋、横浜市の大桟橋、横須賀市の久里浜から来ることができます。伊豆からの場合は乗り継ぐかも。
ちんたらと進むけれど旅情がある大型船と時速80kmとめっちゃ早いけど味気ないジェット船があります。私は行きは竹芝桟橋から夜行の大型船、帰りはジェット船でした。
詳細は東海汽船、こちら。
大型船の二等船席。ドミトリーのようなベッドが割り当てられて結構ぐっすり寝られます。
2020年に新しいさるびあ丸となりました。各ベッドには充電用のコンセントもあり、非常に過ごしやすい綺麗な空間となっています。
天候には注意
注意、天候。
しばしば欠航があるようです。10月でしたが、私が帰りに乗船予定だったジェット船は欠航。焦りましたが違う便に乗れた・・・
港が島のどちら側にあるのか、風向き次第では入港が難しいことがあるようです。
船自体が動けないというか、着岸できないっていうのが大きいみたい。いく際にはお気をつけください(気をつけようがないけれど)。
ちなみに今回は清水屋という旅館(民宿?)に泊まりました。レンタサイクルができ、しまぽも使えます。
リーゾナブルでなかなか素敵なところでしたよ。
おまけ:村がない県
東京都には奥多摩や島など村が存在しますが、日本には村がない県が13あるとのこと。
栃木、石川、福井、静岡、三重、滋賀、兵庫、広島、山口、香川、愛媛、長崎、佐賀。
別に村がいいとか悪いとか特にないんですけど、雑学的な意味で。ちなみに東京には8つの村があるらしいです。
ちなみに町になるためには人口のほか、官公署など必要な要件があるみたいです。難しいね。
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