ペルーのクスコは旧インカ帝国の首都でマチュピチュへ行くための玄関口ともなる街である。
リマ、アレキパについでペルーで三番目に大きな街であり、世界遺産としても認定されている。
そんなクスコからの日帰りツアーとして人気がある「レインボーマウンテン」。そして日本ではまだまだ知られていない「ウマンタイ湖(Humantay Lake；以後、ウマンタイレイク)」への日帰りツアーもクスコでは人気。このウマンタイレイクツアーはどのようなものなのだろうか。
ウマンタイレイクの概要
ウマンタイレイクとは？
ウマンタイレイクはマチュピチュ、レインボーマウンテンと共にクスコを拠点とした観光地となっている場所の一つ。
ウマンタイレイクは標高4,200mと非常に高いところにあり、ビルカバンバ山系の中にあるウマンタイ山（標高5,473m）を望む場所にある。
日本ではあまり知られていないが、その美しいブルーの湖からクスコの街中では旅行会社が看板を掲げている場所の一つであり、Trip Adviserでも非常に高い評価を得ている。
ウマンタイレイクの場所
次にウマンタイレイクの場所を確認しよう。ここである。
私が年越しをした街・クスコから250km程度であり、地図で見るとマチュピチュの裏側に当たる。
しかしマチュピチュからは道がないのか行くことは一般的でなくクスコからのアクセスとなる。
クスコから250km程度と書いたが、実際は山道を行くため片道3時間以上かかる悪路である。
ウマンタイレイクへのツアー
こう言ったデイトリップツアーはH.I.S.などでも提供されているが日系の旅行会社を介すると高い。私は日本から予約する場合はこちらを使用している。
同じHumantay Lakeのツアーでも様々な価格帯がある。
今回参加したのはこの時のレートで約5,000円の格安ツアー。朝4:30頃にクスコの宿をピックアップ、そしてツアー代金に含まれる朝食を取り約90分のトレッキング、ツアー代金に含まれる昼食を取り、18:30ごろにクスコに戻るツアー。
クスコの街は細い道が多く階段も多いため、宿によってはピックアップはしてくれない。カサデルインカもそう。その場合は指定された広場・公園に集合場所に移動しておいてピックアップしてもらうことになる。
事前に連絡があったが、私が参加したツアーには水が含まれていない。
高価なツアーではオプションで馬に乗って山に登ることができるらしいが、このツアーではそれができないので馬に乗って登りたい方は事前に確認して予約する必要がある。
ツアーに参加してみた
トレッキングコースと状況
実際にツアーに参加してみた。
麓には簡単なショップとレストラン、お手洗いがある。ちょっと歩いていくとキャンプ場やホステルもある美しい場所だ。
登山経験があることから登ったのは60分程度。
問題はそこではない。雨季に参加してしまったのだ。
かろうじでターコイズブルーのウマンタイレイクを見ることができたが、写真で見ていたような絶景は見ることができなかった。
そして標高が高いため寒い。その上、雨。
山頂で集合などがあったため、登り初めは10時、下山は12時半ごろ。
そのあと、バスで朝食と同じ場所に移動して昼食を食べる。おいしいビュッフェ。
ツアーへの持ち物
トレッキング自体は危険箇所があるわけではなく、登山したことがない人でも危険なく登れるだろう。時間的にも長くはない。だが下記の持ち物を推奨する。
・トレッキングシューズ（できればミドルカット以上）
メレルのカメレオン。街中でも違和感なくはけてしなやかで便利です。
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・ザック
デイバックを持ち歩かない方は折りたたみのやつがあると便利。飛行機での帰りはこいつにお土産とか入れて預けてしまえば良い。
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・レインウェア・ザックカバー（雨季の場合はレインウェアはマスト）
・水
・温度調節可能な服装（ポリエステルなど）
旅行中はパッカブルダウンなどがあると本当に便利。
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なおストックは木の棒を無償で借りることができる。私は普段はストックを使用しないが、ストックを借りて良かったと思うため借りることを推奨する。登山経験がある者であれば通常の装備よりもいらないぐらい。
お土産をもらった
なぜかわからないが、日本人数名で参加した我々だけガイドに「ウマンタイレイクのTシャツいる？」と声をかけられた。
「For free。トリップアドバイザーでコメントを書いて」と言われたので「欲しい欲しい」と言って下山後にクスコの街にある旅行会社のオフィスを訪問した。
トリップアドバイザーで口コミを書いてTシャツをゲット。
企業のロゴあり。興味ある方は使ってあげてください。
ちゃんちゃん。
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