ドイツ料理のイメージってどんなですか?
酸っぱいキャベツ、ジャーマンポテト、ソーセージ、ビール、ドイツワインなどなど。「美味しくないー」っていう人もしばしばいますが、自分は美味しいと思っています。
今回はドイツの食文化のご紹介と有楽町のバーデンバーデンというドイツ居酒屋(ビアホール?)のご紹介をします。
そもそもドイツ料理とは
一言でドイツ料理って言っても地域によって異なります。
だって、そもそもドイツは神聖でもなければローマでもない神聖ローマ帝国がなくってからもプロイセンとかバイエルンとかまとまっていなかった。
ミュンヘンはオーストリアに近いし、ベルリンはポーランドより。クリスマスマーケットだってフランクフルトとミュンヘンで違いがあります。
ドイツはヨーロッパでも北のほうにあるので植生的に小麦はそんなに栽培できず、主としてライ麦や大麦。なのでパンもライ麦。乳製品は作ることができるのでチーズはたくさんあります。
冬は特に野菜を手に入れにくいというお土地柄、保存食としてのザワークラウトこと酸っぱいキャベツが食べられます。
また歴史的に見て18世紀に飢饉がありそれを救ったのがジャガイモであったことからジャガイモ文化も根付いています。その前はジャガイモは家畜の餌だったとか。
そんな気候に恵まれていないドイツ。ソーセージは豚肉を燻製することによって日持ちさせることから生まれたとか。
そんなジャガイモに燻製されたベーコンを入れればジャーマンポテトの出来上がり。
ちなみにドイツにはビール純粋令とかいう法律があって、「麦芽、ホップ、水、酵母」しか使っちゃダメっていう。ベルビービールとかはそういうのがないからいろんな種類があるんだな。うんうん。
みんな大好き!クリスマスマーケットとグリューワインなる飲み物
最近流行っているのかな?瓶詰めのやつとかもありますね。
いろんなレシピがありますが、赤ワインに蜂蜜とかオレンジピールとかコショウとかクローブとか入れてアルコールが飛ばないぐらいに加熱して出来上がり。
ミュンヘンはグリューワインにラムを入れる、フランクフルトは入れない。グリューワインにラムを入れるのはオーストリアも、ってウィーンに住んでいた友達が言っていました。
ラムを入れるのは加熱過程でアルコールが幾ばくか飛んでしまうからですが、いつ頃からかは知らない。ドイツの植民地というわけではなったカリブの飲み物であるラムがドイツにあるんだからそんな前じゃないだろうな。いやイギリスから高値で輸入してたとか考えれるか。
お家で作るときはマグカップとかに適当にワイン入れて、蜂蜜とかマーマレードとか入れて、コショウとクローブをちょっと入れて電子レンジでチン!
はい、出来上がりー。
「バーデンバーデン」は活気溢れるドイツ居酒屋
バーデンバーデンはJR有楽町駅の高架下あたりにあるドイツ居酒屋。ビアホール、とはちょっと違う印象。ドイツワインもたくさんあります。
グリューワインもあるし、ドイツな感じのアイスヴァインとかシュニッツェル(カツレツ)とかピザとかチーズとか色々あります。よく出るメニューは用意しているようで、料理の提供がめっちゃ早いです。
これがシュニッツェル。
これがソーセージ。
どのメニューもドイツで食べるよりも美味しい。
ご予算は5,000円ぐらい?そんなものは飲む量による。
金曜日に行ったからか、非常に活気があって待っている人もいました。要予約。
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