アゼルバイジャン。どこにあるかわかりますか?
コーカサス三国の一つでカスピ海に面しています。お隣の国はジョージア、イラン。
今回はそのアゼルバイジャンを首都のバクー中心にご紹介いたします。
アゼルバイジャンの概要
アゼルバイジャンの場所
まずはアゼルバイジャンの場所。こちらです。
首都のバクーの場所はこちらです。
バクーはカスピ海に面しており、城壁に囲まれた旧市街地とオイルマネーを感じる新市街地の対比がある街です。
アゼルバイジャンの文化背景
イランが隣国であることもありもともとはゾロアスター教徒が多い街でしたがアラブ人とともにイスラム教が流入、遊牧民であるテュルク人が流入し現在のアゼルバイジャン人の元となります。
当初は地元の王国の支配下でしたが、16世紀からはサファヴィー朝イラン、その約50年後にはオスマン帝国(トルコ)が支配をします。17世紀には再びサファヴィー朝、19世紀になるとロシアの南下政策によりロシアに占領され近代的な都市が作られます。
このようにアゼルバイジャンのもともとの文化にゾロアスター教、イスラム教、東方正教などの文化が交じり合い、文化を形作っていきます。
首都バクーの魅力
世界遺産としてのバクー
首都のバクーは「城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔」として世界遺産に登録されています。
登録基準(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例であり、「バクー城内はゾロアスター教、サーサーン朝、アラブ、ペルシア、シルヴァン朝、オスマン帝国、ロシアの文化の影響を受けた歴史的な都市景観と建築の顕著な例である。」としてICOMOSは評価しています。
バクーから日帰りで拝火教寺院!
バクーから日帰りで行けるところとしてゾロアスター教(拝火教)の寺院が挙げられます。バクーに午後についたとしても旧市街地とゾロアスター教寺院をセットに十分に回ることができます。
まぁ期待するかどうかは別にしてゾロアスター教の寺院に行く機会がない方はいってみると面白いかもですね。
この寺院の周りには化石燃料の採掘場が作られており、壁があり見難いながらも垣間見ることができます。炎が残りやすい環境なんですね。
他にも炎が燃え続けている公園があります。1日で旧市街地とゾロアスター教寺院、公園は結構大変かも。
バクーの夜はカスピ海!
バクーの夜はカスピ海。大勢人がいて憩いの場になっています。
私はここのショッピングモールでケバブバーガーを食べました。
こんなバクー、半日〜1日、お時間を割いてみるのも良いかもですね。
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