【愛知 甚目寺】名古屋で暇になったら!尾張四観音の一つ甚目寺(じもくじ)観音

甚目寺観音 国・街ガイド

じもくじ、って読みます。

鳳凰山甚目寺が尾張四観音の一つとされ、50年に一度しか開帳されないという秘仏が安置されています。

みんな知らない甚目寺観音をピックアップへ行ってみました。

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甚目寺観音ってどんなところ?

甚目寺観音は由緒正しいお寺です。

仁王像が飾られた南大門と東門、シンボルである高さ28メートルの三重塔は重要文化財となっています。

なおこの南大門にある仁王像は運慶が作ったとされています。

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南大門の仁王像

甚目寺観音のイベント

主に四つのイベントが有名です。

(1)正月初祈祷会

祈祷とかしてもらえるらしいですよ。

(2)節分

節分は有名。甚目寺観音を含む尾張4観音(笠寺、龍泉寺、荒子観音)と名古屋城を中心として毎年恵方として参ることになっています。恵方の順は甚目寺、笠寺、龍泉寺、荒子観音、再び笠寺で甚目寺に戻るという謎の周期。

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(3)桃十日(8月)

縁日みたいな感じです。

(4)甚目寺観音てづくり朝市(毎月12日)

毎月12日(8月以外)、10:30~14:00。この地域の野菜とかパンとか小物とか売っているようです。なお名産物は小松菜。どう食べるか知らんけど

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甚目寺観音の歴史

甚目寺観音は仏教が伝来してたった60年しか経っていない推古5年(西暦597年)、伊勢甚目村の漁夫、龍麿さんが漁をしてると黄金の観音像がかかり、お堂を建てたのが始まり。

公式ウェブサイトによると法隆寺や四天王寺に次ぐ古刹とのこと。観音像は釈尊さんの指示のよって作られたもので、百済を通って日本に渡ってきて、585年に海に投げ込まれた三つの仏像の一つと言われているとか。

この像は十一面観音の胎内仏として50年に一度しか一般公開されません。

残り二つの像、阿弥陀仏は信州の善光寺に、勢至仏は九州大宰府の安楽寺にあります。

なお、真言宗智山派のお寺です。

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甚目寺観音へのアクセス

甚目寺観音は現在の愛知県あま市にあります。合併する前は甚目寺町という自治体でした。

この辺にあります。

名古屋駅からすぐ、名鉄津島線に乗って早ければ15分ぐらいの甚目寺駅、駅から徒歩3分ぐらいです。

甚目寺町の時は町として全国5位の人口4万人、合併した後の人口も8万人。この立地から遅まきながら名古屋市のベッドタウンとなっています。

遅まきながらというのは、名古屋市のベッドタウンは東側の臨海部や北のほうに発展していったのでこのあたりは発展に取り残されているわけですな。

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そんな甚目寺観音、名古屋で行くところがないと思った方はちらっと検討してみてください。

夜の写真しかなくてごめんなさい。

お寺といえば奈良。こちらもご一読ください。

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