外に出ることがままならない日々が続く中、大型連休に突入しようとしています。パソコンを使用した趣味はそれなりにありますが、自分に身につくものがあるといいなと思った上、2020年のやることリストに「楽器への(再)挑戦」を加えていたこともあって電子ピアノの購入に踏み切りました。
そのレビューをいたします。
今回の候補
前提
前提として、私は音楽の知識ですが学生時には音楽系のサークルに所属していたのでそれなりにあり、楽器としてはギターやベースをかじり、ハーモニカを結構吹くことができたという人間です。小さい頃に鍵盤を学ばされていて挫折したという経験があります。
で、前々からやってみたいと思っていた鍵盤に挑戦しようと思ってしまったわけです。
今回の候補と思考プロセス
自分で言うのは悲しいですが、
・形から入るタイプなので88鍵盤のもの
・置く場所が少ないのでコンパクト
・やる気になるために音や質感にはそれなりに重要
・長く続くかわからない上(というかどうせ長く続かない)、外で引くわけではないので比較的安価
世間はCOVID-19で外に出るなと言っているので、今回は現物は見ていません。そんな中、ここで選択肢にあげたのが「YAMAHA P-45」「CASIO Privia PX-160」「KORG B2」の三つ。
願わくばYAMAHA P-45(約46,000円)が価格的にも質感的にもバランスが良さそうでしたが品薄。CASIO Privia PX-160(約60,000円)は高い。
よって楽器メーカーとしても名高いKORGのものを選びました。本体約35,000円。ちなみにもっと安いKORGの”B2N”もありますが譜面を置いたりできなそうで音も遊べなそうなのでこちらを選びました。
実機はどうか?
機能はこんな感じ
音質は悪くない
音質は悪くはありません。音楽をかじった程度の人でも許容できる音質です。ガッツリピアノに親しんできた人にとってどうかはわかりません。
少しホワイトノイズがします。
作り・質感
作りや質感は値段相応といったところで高級感は期待しないほうがいいと思います。鍵盤もしっかりしている、という印象ではないです。
譜面立ては重たいものを置いたら外れたり折れてしまいそう。ちなみに譜面立てはB2Nには付いていません。
音色変更
音は12種類切り替えが可能です。
(1)ジャーマン・コンサート・ピアノ
(2)クラシック・ピアノ
(3)イタリアン・コンサート・ピアノ
(4)ジャズ・ピアノ
(5)バラード・ピアノ
(6)ステージ・エレクトリック・ピアノ
(7)60’sエレクトリック・ピアノ
(8)デジタル・エレクトリック・ピアノ
(9)ハープシコード
(10)パイプ・オルガン
(11)エレクトリック・オルガン
(12)ストリングス
タッチ
鍵盤の重さを変えることができます。
その他の機能
トランスポーズ、エフェクト(リバーブ・コーラス)、メトロノーム、ピッチ、MIDI、デモソング、オートパワーオフがあります。
総合的に見て買っていいものか?
本機は「ガッツリとピアノをやっていた人でなければ買い」です。また音色に詳しい人は実際の音質を確認してからの方が良いかもしれませんが、ピアノの音色をそんなに知らない人にとっては問題ないと思います。
入門機なので新しく始めたいとか自宅は練習程度でいい、というかたに良いと思います。
周辺機器など
本体にはペダルがセットです。
折りたたみのチェアが付いているセットも販売されています。ヘッドホンセットもありますが使っていません。
スタンドは電子ピアノの本体は10kg程度なのでそれに合うようなもの、例えばこういった折りたたみのものでも大丈夫です。
USB-Cの出力端子があるのでMIDIケーブルでパソコンに入力ができます。
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