【ジンバブエ旅行記2】初めてのアフリカ・ジンバブエひとり旅!お昼ご飯をご馳走になった話

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「旅とは〇〇」の〇〇に入るものを挙げていくと、「感動」「驚き」「未知の知」「現実逃避」などなどと人によってあると思うが、割と高めの順位に「出会い」を入れる人も多いだろう。

今回のジンバブエの場合、悲しいことに異性との出会いはないが、旅としての「出会い」的なものがあったりする。

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ビクトリアフォールズバックパッカーズロッジでのラッキー

前話で書いたように、歩き方にも載っている「ビクトリアフォールズバックパッカーズ」に私は宿泊した。

4食連続でエチオピア航空のよくわからない機内食を食べてきた。ちゃぶ台返しをするほどまずいと言うわけではないが、当然舌鼓を打つほどではない。こんな食事ばかりだ。

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時差ボケ感はなかったが、現地の昼過ぎであったが空腹感はないつもりだった。だが、いざロッジについて夕方のサンセットクルーズまでやることがないとなると、猛然とお腹が空いてくる。

そこに、何やら作っているドイツ人のおっちゃん(表現が難しいのだが、仕事はリタイアしているぐらいの年齢で、極めて健康的なので老人という印象はない。そのためおっちゃんと呼ぶことにした)。プールから上がって黒人の健康的なお姉さんとともに呑気に料理をし始めた。

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こういう時、多少なりとも英語の勉強をしておいてよかったと思う。簡単なコミュニケーションぐらいはできる。

おっちゃんの方からどっからきたの、滝とかもう見たの、何泊するのみたいな話題を振ってくれる。この女性は友達で、このあたりの出身なんだとか。

適当な話をする流れの中で、おっちゃんは

「お腹空いてる?パスタ作ったんだけど食べない?」という神がかり的なことを言ってくれた。

本当にお腹が空いており、

「やったー嬉しい!」

とかぬけぬけと言ってご相伴に預かることにする(※「ご相伴に預かる」はこの場合は誤用だから注意するように)。

「どこかで水って売ってる?」と聞いたら水までくれた。ちなみにちゃんと新しいものを返した。

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手作りのボロネーゼ。女性の方曰く「生姜がちょっと効きすぎてるけど美味しい」。そう言われると生姜が効いているが、美味しい。

そんな風に食事をご一緒する中、おっちゃんは興味深いことを言った。

「ここにはあと5週間ほど住む。その後一度ドイツに戻っていろんな準備をする。そのあと、このビクトリアフォールズの近くの村に移住しようと思っている。そこでの暮らしを見に行くか?」

そんな面白そうなもの、見に行くに決まっている!

俺「行く行く!でも今日はサンセットで明日はチョベ国立公園に行くツアー予約しちゃった」

おっちゃん「お、忙しいやつだな。滝はいつ行くんだ?」

俺「明後日行くよ。でもそんな時間かからないと思うし、昼前には戻る」

おっちゃん「よっしゃ、じゃあ明後日行こう」

そんな感じでおっちゃんは誘ってくれ、普通の観光では行くことができない土地に行ける運びとなった。

こういうイレギュラー、超嬉しい。

旅は小粒で意外とうまい。

続く

第一話はこちら

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