クスコはペルーで三番目に大きな都市であり、インカ帝国の首都でもあった街。かつては上から見ると「ピューマの形」となるよう街が造営されました。
クスコってどんな街?
山の中の街、クスコ
前述の通り、クスコは旧インカ帝国の首都。ペルーの中ではリマ、アレキパに次いで大きな街で人口は30万人ほど。標高3,400メートルの高地にあるため飛行機で降り立った方は残念ながら高山病に悩まされます。
そしてこの街は坂が多い。広場の周りは平らになっていますが宿やレストランなどはこういった階段のところの脇にあったりします。スーツケースだと大変なのでそういった方は広場周りの平らなところの宿を探すと良いでしょう。
クスコの歴史
クスコの名前の由来は現地の言語ケチュア語で「へそ」の意味。
1533年からスペインが入り、その後ピサロ率いるスペインが占領して植民地化しているため、街は南米にありがちなスペインコロニアル様式の印象が強いです。
広場は「アルマス広場」。スペイン語圏ではこの名前の広場が多く、「アルマス」はスペイン語で「武器」の意味。戦争時の避難場所としての役割だったからだとか。英語由来で「マヨール広場」と呼ばれることもあります。
この写真の広場がクスコのアルマス広場。街の中心です。
クスコの中心部までの行き方
クスコ空港から中心部まで
クスコ空港から中心部まではタクシーで行くしかありません。
クスコはエアポートからアルマス広場までタクシーで「10ソル」。タクシーの運転手は20ソルを吹っかけてくる上、Uberでも10ソルで行けなかったです。
こちらから「Plaza de Armas, diez sol, por favor!」とタクシーの運転手に話しかけるとともに言いましょう。
中心部から列車の駅まで
クスコにはサンペドロ駅とワンチャック駅があります。マチュピチュまで列車で行く人はどちらから乗ってどちらに着くのか調べておいた方が良いでしょう。
中心部からクスコ駅(サンペドロ)/Estacion San Pedro
マチュピチュから帰ってきた列車が着くのはおそらくこちら、クスコのサンペドロ駅。
アルマス広場からサンペドロ駅まで徒歩で約10分ほど。駅前にはサンペドロ市場があります。下の写真で奥に建っているのが駅舎。
中心部からクスコ駅(サンペドロ)/Estacion Wanchaq
ワンチャック駅はクスコからマチュピチュに行くときに乗るのがおそらくこちら。
下の写真はワンチャック駅近くにある方の市場、ワンチャック市場。
バスターミナルは空港の近く
バスターミナルは会社によって異なると思いますが大きなバスターミナルがこちらにあります。
事前に業者のWebページで調べることをお勧めします。
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クスコはペルー観光の一つの拠点となる素敵な街です。治安も良く、常識の範囲内の夜しか歩いていませんが危険は感じませんでした。
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