外に出たい・・というか旅に出たい。一年ぐらい出たい、願わくば無期限で海外をフラフラしたい。
というのは私だけではないはず。
海外フラフラするのはまぁ真っ当な社会人には難しそうだとして、現実には外に自由に出られないような状況も続いております。ということでちょっとでも世界を知っておくための本をご紹介します。
(1)旅人はみんな読んでるのはこの本!
旅人は皆読んでいるのはこの本、沢木耕太郎先生の「深夜特急」。
バックパッカースタイルで香港(インド)から陸路でロンドンを目指す、というのがあらすじです。その中でいろいろな人に出会い、カルチャーショックを受けながらユーラシア大陸の西を目指します。
1986年に最初に書籍となっています。そのため現在のITをガンガン駆使するバックパッカーのスタイルとは違いますが、確実に通じるものがあります。
6巻構成で長いですが、面白いので一気に進みます。
これを読むと本当に海外に飛び出したくなります。
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(2)辺境を体験。辺境ライターによる名著
高野秀行先生の「アヘン王国潜入記」。その名の通り、ゴールデントライアングルの一部であるミャンマーのカチン州でアヘンを栽培する実話。
普通の生活しているだけではわからないミャンマーの状況、現地の様子がリアルに描かれています。
高野先生の本は内容はリアルで描写もとてもわかりやすく、しかも勉強なりますがとても読みやすいのが特徴。
他の本も手に取ってみると良いと思います。
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(3)これは旅ではなく冒険。カッコ良すぎる
角幡唯介先生のチベットのツアンポー峡谷の地図の空白地帯に挑む実話。
これは旅ではなく冒険。何かを探す探検ではなく、挑む冒険。
勢いのある文章ですらすらと進んでいきます。すごくロマンに溢れており、本当に格好いい。
空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む (集英社文庫) 新品価格 |
(4)旅人でなくとも誰もが一度は手に取っておきたい名作
少なくともタイトルはご存知だと思います、司馬遼太郎先生の「竜馬がゆく」。
坂本竜馬の生涯を描いた名作。ロマンが詰まっているだけでなく、生きるとは何か、本当に考えさせられる本です。
激動の時代に自分に真摯に向き合う姿は今にも通じる見習うべきところがあります。
歴史の勉強にもなる、教養として読んでおいて損がない誰もが読むべき本です。
正直、ちょっと長いので手を出すのが大変ですが、このタイミングで挑戦してみてはどうでしょうか。
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竜馬がゆく (新装版) 文庫 全8巻 完結セット (文春文庫) 新品価格 |
(5)全てが詰まっている最高の雑誌。
そう、「TRANSIT」。四半期に一冊刊行されます。一つの国もしくはテーマに焦点を当てて写真たっぷりのエッセイ、歴史、その国の文化、食が紹介されます。一冊一冊が深く、楽しく教養が身につくカルチャー誌。
バックナンバーを入手するのは難しいですが、メルカリである程度は購入することができます。
美しい写真がたくさんありますので公園とかでぺらぺらと読むのも素敵です。
新しくメルカリを始めるときは招待コード「GUHXQZ」をご使用ください。お互い500円分ずつ特ですよ。
TRANSIT(トランジット)47号 バルトの光を探して (講談社 Mook(J)) 新品価格 |
TRANSIT(トランジット)44号 砂漠の惑星を旅しよう (講談社 Mook(J)) 新品価格 |
番外編!
・みんなが知っている世界最高の社会派ドキュメント雑誌
ちゃんと買ったことがない人でも聞いたことはあるはず、月刊誌「National Geographic」。
大自然、科学技術の裏側に潜む問題やその他の社会問題を扱います。
旅をする時だけでなく日常生活での視点、教養を養うという上で見てみるのも面白いです。
ナショナル ジオグラフィック日本版 2020年4月号 [雑誌] 新品価格 |
・名前はパロディ、中身はめっちゃ面白い
「深夜特急」をAmazonで調べると下の方に出てくる「珍夜特急」。名前や表紙は明らかにパロディで旅に出るという点では中身は同じ。
ですがこれはバイクでユーラシア大陸を縦横無尽に動き回るという深夜特急本編とは違った面白さがある本。
ふざけているのかな、と思って手に取ってみたら深夜特急とは違う面白さが詰まっており、アメリカ両大陸をバイクで走り回るシーズン2まで一気に読んでしまいました。
Kindleのみでの販売です。巻数が多いように見えますが、本当に一気に読める面白い本なのでこれもオススメです。
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いかがでしたか。
旅には出られなくても今後の旅を楽しむためにも視野を広げていきましょう。
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