尾瀬は2回目であった。前回は2017年7月ごろに鳩待峠から歩いた。そのときはニッコウキスゲも終わり、雨がしとしと降っていたことを記憶している。山には登っていない。
今回の尾瀬はちゃんと至仏山に登るという目的がある。
安心して歩ける尾瀬
初日は温泉小屋まで辿り着けばいい。皆登山経験者の上にほぼ平坦な道なので何も心配していない。
そう、売店やトイレもほどほど歩くとあるのだ。まずスタート地点の大清水から1時間15分歩くと一ノ瀬休憩所、そこから約2時間でビジターセンター。ビジターセンターまでの間に三平峠があり、そこでお手洗いに行くこともできる。
なんて安心。
一ノ瀬から先はこんな感じのところなどを歩く。
岩清水の湧き水があったり。
尾瀬沼休憩所では売店があり、お酒やコーヒーなどを買うことができる。
尾瀬沼に映る百名山・燧ヶ岳
尾瀬沼を歩くのは楽しい。燧ヶ岳が尾瀬沼に映る様子を見ながら歩くことができる。
燧ヶ岳は尾瀬にある二つの百名山のうちの一つ。標高が2,356mで福島県にある。標高2,300mを越す山では日本最北とのことだ。なぜ2,300mを指標とした。
そしてもう一つ、今回の目的地である至仏山。標高2,228mでこちらは群馬県。
一般的に燧ヶ岳を登る場合は夜明けに大清水などに入りそのまま登る。コースタイムは7時間ほど。
至仏山ならば初日夜は小屋に泊まり、2日目に登る。至仏山はコースが一方通行と決められており、必然的に鳩待峠に出ることとなる。山としてコースタイムは5時間ほどか。
何れにせよ燧ヶ岳は尾瀬の象徴的な山でもあり、この後も眺めながら歩いた。
尾瀬の見晴を抜けて温泉小屋へ
尾瀬の見晴エリアは小屋が集中している。以前はこの辺りに宿泊したことを記憶している。
尾瀬のこの辺りだ。
平坦な道とはいえそれなりに歩いた上、夜行バスであまり眠られていないため早く寝たいという本音がある。
名残惜しみながら見晴を超えて歩いていく。
ようやく辿り着いた温泉小屋
ようやく、という表現はちょっと迷うが朝5時過ぎから歩き始め、12時前ぐらいに着いているのでようやくで良いだろう。とはいえかなりの頻度で休憩をしてきたのだが。
またしても休憩をして次こそ温泉小屋を目指す。
ようやく見せた青空。草紅葉と相まって空の青さが一段と映える。
いかにも尾瀬みたいな木道をゆっくり歩く。いつもの登山のように時間勝負じゃないところがやっぱり嬉しい。
そして見えてくる温泉小屋。
マップはこちら。公式HP。
(続く)
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