伊豆諸島にある三宅島。火山活動が活発で1983年、2000年と噴火している火山島。中央にある雄山は標高775メートルで火口への立ち入りは禁止されている。
この島は釣りやダイビングが有名であり、それらを求めて人々が訪れる。釣りやダイビングをしなくても絶景がある。そんな三宅島の魅力をお届けする。
三宅島はどこにある?その位置とアクセス
本州から三宅島へのアクセスは飛行機(調布飛行場)と船(竹芝)と二通りがある。
調布飛行場からはおよそ50分、竹芝からはおよそ7.5時間。後者の場合は夜22:30に竹芝の旅客ターミナルを出向して翌朝5:00に三宅島につく。三宅島の後、御蔵島、八丈島へと向かっていく。
船はどんな感じ?
神津島や式根島に向かう東海汽船の船は「さるびあ丸」で天気の子にも少し登場した。こちらの船は東海汽船の「橘丸」。いずれのフェリーにもレストランやシャワーがあり設備は素晴らしい。
ランクとしてはイス席、2等(雑魚寝)、特2等(カプセルホテルみたいな)、となっている。やや値は張るが特2等個室で居心地が良い。
持ち物はお酒などの他にレジャーシートがあるといいことがあるかもしれない。というのもデッキで仲間と飲んだりする場合に席がたらなかったりすることが往々にあるためだ。
飛行機だって面白い!
飛行機は調布飛行場から1日3便も運行されている。飛行機の定員はなんと19人!
ドイツ製のドルニエ機で、空低くを飛行するため江ノ島や横浜の街並みが非常にはっきりと見える。海を走る船や他の伊豆諸島の島を見ることができて一つのアトラクションともいえる。
往路は船で帰路は飛行機もありだろう。
なお飛行機は荷物制限があり、一人5キロ台まで(つまり小数点以下切り捨てで6キロにならなければ良い)で超過分は1キロ当たり300円かかる。調べてから乗ったほうが良い好例だ。
三宅島に行くなら絶対に行きたいところ5つ!
火山の力を感じよう。大久保浜
錆ヶ浜港近くにある海岸。三宅島は火山島でありその海岸は白いビーチではなく黒く光る美しさ。他では味わうことができない海岸を味わうことができる。
火山の威力を感じる。三宅島火山体験遊歩道
火山体験遊歩道は火山の力を感じるエリア。火山灰・溶岩地形の上の遊歩道をやく30分ほど歩くことができru。
噴火によって破損した小学校が見ることができ、その海とのコントラストは儚さも備えていてグッとくる景観。
夕日を見るのもいいかも。ふるさとの湯
ふるさとの湯は三宅島唯一の温泉。大人500円で入ることができます。内湯、露天風呂のどちらからでも海に望むことができて最高。茶色い湯で鉄分が多く含まれているんだろうなと感じることができます。
圧巻の自然美!新鼻新山
1983年の噴火の火砕丘。浸食によってか海側が削られていて地層を観察することができる。看板がないため、ここに行く時は恐る恐る獣道のようなところまたはチェーンで区切られた坂を降りていく必要があるため注意が必要。
ここは最後のハイライト!七島展望台!
その名の通り、伊豆七島が見渡すことができる展望台。レンタカー必須。
本当にその名の通り、八丈島、御蔵島、神津島、式根島、新島、青ヶ島が見ることができる。海の青さと空の青さ、そのセットで堪能しましょう。
旅の最後に行きたいハイライトとなるスポット。数多くの展望台がありますがここが一番。
是非試して欲しいアクティビティ二つ三つ!
ダイビング!
火山ならではの地形スポットを楽しむことができる三宅島。ウミウシや運が良ければウミガメを見ることができる。30メートル近い透明度も期待できるため大変面白いスポットである。
なおイルカも有名でありドルフィンスイムなんてものもやってくれるところもある。
三宅島といえば・・・釣り!
三宅島は釣りが有名。季節によって釣れるものが違えど年がら年中何かしら釣ることができる。夏はサバやアジを釣ることができ、たまたま宿泊した「民宿みなと」さんはサービスで夜釣りに連れてってくれた。
そこで釣った魚を民宿に戻ってからさばいてくれてさしみとしていただいた。弾力があって本当に美味しい!
星空を見るのだ!
天候や月の状況にもよるが星空が美しい。余裕があれば新鼻新山や七島展望台なんか最高に綺麗だろう。
新月のタイミングにぜひ行きたい。花火なんかするのも楽しいだろう。最高だろうな。
三宅島の名物といえば・・・
名物サバサンド!
三宅島は前述のように釣りの名所。サバがたくさん釣れる。そんな三宅島のサバサンドは錆ヶ浜港を出港する東海汽船のフェリーが出る時だけ営業される旅客ターミナルのカフェで食べることができる。
11時〜13時半までの営業であるが、上記港から出港する時しか営業されず、しかも営業時間の途中でも売り切れてしまうほどの人気メニュー。
ぜひ早い時間に行ってみてほしい。電話予約している人もいた。
金目鯛フィッシュバーガー
そう、金目鯛をフィッシュバーガーにしてしまったのだ。ぷりっぷりの金目鯛を贅沢に衣に包んでさくっと食べる、なんと美味しい。
そんなG2カフェは海に臨むとても素敵なカフェ。金目鯛フィッシュバーガーの他に金目鯛ペペロンチーノなんてメニューがあったりする。
三宅島に関するガイドブックも置いてあるため情報収集もできる。
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東京から簡単にいくことができる三宅島。ぜひ次の旅先として検討してほしい。
なお、レンタカーは必須と考えたほうが良いだろう。
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