なんでラテン系言語ってこんな厄介なんだろう。フランスだってイタリア語だってそう。活用が多いの。
その分英語はシンプルでよかった。日本で学ぶ外国語がスペイン語中心とかだったらもっとできる人できない人の差がついていたに違いない。
ということで、活用をちょっとだけ見てみましょう。
スペイン語の疑問文
例1
・Goya es pintor. ゴヤは画家です。
これがいわゆる平叙文の形。これを疑問文にするときはこんなです。
・¿Goya es pintor?
変わってないですね。¿ ?で囲ってしまえば終わりです。
・Sí. はい
・No. いいえ
という感じです。
・¿Goya es cantante? ゴヤは歌手ですか?(ちなみに「ゴジャ」って発音するらしいです)
・Goya no es cantante. ゴヤは歌手ではありません。
・¿Goya no es cantante? ゴヤは歌手ではないのですか?
・No. ←英語でもわかっていても間違えるやつ。
・¿Quién es Goya? ゴヤって誰っすか?(「キエネス ゴジャ」って発音します。esは連結するってことね)
例2
・¿Quién descubrió América? 誰がアメリカを発見しましたか?
・Colón descubrió América.
・¿Qué descubrió Colón? コロンブスは何を発見しましたか?
・¿De dente es Colón? コロンブスはどこ出身ですか?
dóndeが「どこ」になります。 deが「〜の出身」を意味する。
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語順はそんなにこだわらない
・Colón es estudiante. コロンブスは学生です。
これが基本の形、主語から始まっています。疑問文の場合は
・¿Colón es estudiante?
・¿Es Colón estudiante?
のいずれでも良いです。これは疑問文だからというわけではなく平叙文でもひっくり返ることがあります。
・Colón vive aquí.
・Aquí vive Colón.
このどっちでもよくって、どっちにしても「コロンブスはここに住んでいます。」(viveが「住む」、aquíが「ここ」)
とはいえ微妙にニュアンスが違って先に来た方が主語として扱われる。
比較的自由、って感じですな。
https://traveltips-travellife.com/post-27/
“y”の使い方
英語でいうと”and”です。
例えば
・Enrique es arquitecto. エンリケは建築家です。
・Enrique es arquitecto y pintor. エンリケは建築家で画家です。
・Enrique es arquitecto, pintor y cantante. エンリケは建築家で画家で歌手です。
このように三つのものをつなぐ時は最後だけ”y”を使います。
“o”の使い方
英語で言うところの”or”です。
・¿Enrique es arquitecto o pintor?
・¿Enrique es arquitecto, pintor o cantante?
のような。
* * *
ちょっと文の作りがわかってきましたよね。こんな感じで勉強していきましょう。
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