結構物事を知りたがりで、インプットばかりしてしまう自分ですが、残っていることが少ないな、って思うことも多々あり。
そんなふうに思っていたら「アウトプット大全」とか言う本を偶然書店で見つけてしまった。
当たり前だしわかってるよ、って言う内容が多いんですが、いざ本として読むとそうだなーって思う内容が多く勉強になります。
「現実」はアウトプットでしか変わらない
アウトプットしよう
どれだけインプットしても(例えばビジネス本とか旅行本とか読んでも)、それを活かせなかったら意味がない。少なくとも書いたり、誰かに話したりすると記憶として定着します。
読書を3冊してちゃんとアウトプットする方が、10冊読んで何もしないより「わかったつもり」を卒業でいます。
このインプットとアウトプットを繰り返していくことで自己成長できる。とのこと。このインプットとアウトプットの比率は3:7(多い方がアウトプット)らしいです。ちょっと無理があるよね。
アウトプットに対してフィードバックすることが大切。音楽とかスポーツの基本も「準備・練習・考察」だもんな(おじさん達はPDCAとか言うやつ)。
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アウトプットとフィードバック
フィードバックには四つの効果的な方法がある。
(1)「短所克服」「長所進展」
(2)「広げる」「深める」
(3)なぜ、を解決する
(4)アドバイスをもらう
アウトプットすると、記憶に残る、行動が変わる、現実が変わる、自己成長する、楽しい(?)、圧倒的な結果が出る(??)らしいです。
「話す」アウトプット
話すと記憶に定着
話すことで記憶に定着する。出来事を話すときでも事実のほかに感想や意見を入れるとマッチベターなようです。
この話すときは「ポジティブな言葉」を話すことが大事らしいです。「いつもありがとう」、それだけでも良いんだとか。悪口を言うなんて言語道断。気をつけよ。
伝える
メラビアンの法則。「矛盾したメッセージが発せられた時の人の受け止め方」についての研究で視覚情報(身だしなみ、表情、視線、身のこなし)が55%、聴覚情報(声の大きさ、声質、話し方)が38%、話の内容が7%とか。ただし非言語的なコミュニケーションが93%、って言うのは曲解。確かに。
「いいニュースと悪いニュース、どっちから聞きたい?」
Not-But
「資料は早めに提出して。実験を頑張っているのは大変よろしい」
悪いことを話してからいい話をする方法。
ダメな話し方。いくら後半でフォローしてもネガティブな印象が強くなります。
Yes-But
「最近実験頑張ってるねー。でも資料も早めに提出してね」
いい話をしてから悪い話をする。
クッションを入れることで心理的ダメージが小さくなるらしいです。
Yes-And
「最近実験頑張ってるねー。資料が提出が早いともっと良い」
いい話をして、さらにポジティブな言い方で悪いことを話す。こんな管理職の下につきたい。
Yes-How
「最近実験頑張ってるな。どうすればもっと良くなるか、何かわかるかい?」
いい話をして、本人に気付かせる。こんな管理職、素晴らしいよな。
ちゃんと断る
断らない人は自分がやりたいことにエネルギーや時間を割けず、時間が奪われたり便利屋だと思われたりやりたくない仕事が増えてストレスが溜まったり結局昇進には繋がらなかったり云々。
「仕事は断るほど増える」らしい。その人に仕事が殺到している、つまり仕事ができる人、的な解釈されるらしいですよ。
断るために、ちゃんと人生の優先順位を決めておくと良いらしいです。それが自由な時間だったり家族だったりあるはず。迷うと明確なポリシーがないと思われたり、ケースバイケースだとトラブルになりやすかったりとか。
断るためには「謝罪、理由、断り、代替案」で、とのこと。
残業や飲み会は評価には関係なし!らしいです。いや、それを精神科医に言われても説得力ないよ。
自己紹介の公式
30秒パターンと60秒パターンを用意するといいらしいです。
(1)誰にでもわかるように →略語を使わない
(2)差別化のポイントを盛り込む →記憶に残りやすくなる
(3)数字を盛り込む →凄さがわかる
(4)ビジョンを盛り込む →俺にもビジョンが欲しい
(5)非言語的コミュニケーションを意識 →笑顔で!わかってるよ!!
(6)自分らしさを →これこそ差別化
自分は話すことがどれもこれも苦手だから気をつけます。。
「書く」アウトプット
タイピングよりも手で
わかっているけど難しい。手で書くと良いらしいです。そして本は書き込むと良いらしいです。自分はできるだけ綺麗に本を読みたい(が知らないうちに汚してしまう)。
映画などでも見開き1ページなどに内容や感想を書くと良いらしいです。結構難しいんですよね。
また落書きも記憶に残りやすくなるとか。経験的にわかる気もする。
TO DOリストを作る
朝一にするといいらしいです。1日の仕事の流れが確認でき、集中力アップにつながり、うっかり水がなくなり、仕事の効率化につながりといいことづくめって書かれてます。
帰りにしないのは、朝が一番集中できるからとのこと。
アイディア出し
カードに書く、そして分類する。
1人ブレストですねー。はい。
カードに書いて、それで全体を俯瞰して、デジタルにまとめてブラッシュアップしていくんだって。
ノートテイキング
レジュメにメモしない。なぜならレジュメはほとんど見直さないから。
一冊のノートに書くと良いらしいです。気づきを三つ書き、TO DOを三つ書く。見開き1ページで。
ブログとかツイッターも大事です、と。ブログ続けよー。
「行動する」アウトプット
行動することによって自己満足が自己成長につながります。確かにな。
そのためにインプットしたことをTO DOとして、実際に行動すること。心がけたいです。
教えること、チャレンジすること、集中すること、始めること、やってみること、完成させてからブラッシュアップする、目標ではなくビジョンを掲げる。
この始めること、に関して。
開始5分は辛い。でも確かにやっているうちに集中でき、形になってくるというのは経験があります。このブログ記事だってそうだな。とにかく始めてみるというのが重要なのかな。
やってみることが大事。
やらないことが一番の失敗。やらなかったら永遠に今のまま。
目標ではなくビジョン。
最後だけちょっとメッセージ性が強いです。
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所感
ちょっと鼻にかかる文章が嫌な感じがある本ですが、挿絵が多く、テーマごとで数ページでまとまっていて非常に読みやすいです。
共感できることも多いので、一度手にとって見てください。
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